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卒業生のメッセージ和式のプロとして活躍するOGたち

着物は私の永遠のテーマ。 
まだまだ満足はできません。

OS和裁専門学院を卒業して、和識のプロとして活躍るOGたち。 彼女たちは今、何を考え、どのような人生を歩んでいるのでしょう。 全国各地で活躍する先輩たちの中からその仕事と生き方を語っていただきました。

結婚の条件は、和裁ができること。

和識のプロとして活躍るOGたち

石川県のKさんの自宅は、金沢から約1時間半の能登半島にある穴水町、公務員のご主人とお子さん2人、それにご主人のご両親の6人家族です。「結婚するときの条件が、一切農作業はしませんということ。、だって指を痛めると和裁ができなくなりますから」上は11歳、下は8歳で2人とも女の子やっと手が離れはじめました。「卒業後、OS和裁からの仕事をやっていたのですが、結婚、出産、そして育児と続いて、今のところ近くの呉服屋さんからの仕事だけで手一杯。子供も大きくなったので、そろそろ少し手を広げようかなと思っています」

どんなことがあっても納入期限は守る

こんなエピソートがあります。結婚が決まってOS和裁に挨拶をかねて年末最後の仕事を届けることになったものの、その年は大雪で、金沢までは出られたのに北陸線は不通、「もちろん、いつもは宅配便を使っているのですが、そのときは先生にどうしてもご挨拶がしたかったんです。それで東京経由なら行けるかもしれないと・・・だけど大阪に着くまでは不安でしたね」仕事の期限はどんなことがあっても守らなければなりません。自分で仕事を組み立てていく。大変だけどやりがいもあります。

より完成度の高いものをどこまでも追求。

何年やっていても、よりよいもの、より完成度の高いものを追い求めています。「例えば振袖の柄合わせにしても、どうしても凝ってしまいます。着物というのは、一目見て、すっきりしているものと、ぐちゃぐちゃとしているものがある。そこに縫った人の腕と心があらわれる。怖いくらいです」街に出たとき、TVを見るとき、いつの間にか目は着物の人を追っているとか。「何か盗むものはないかなと・・・。いつまでたっても100%満足した仕事はありません。それほど奥深いものがあるのです。」

1から10まで全部自分でできる仕事。

そんな着物の奥深さ、仕事の魅力に取りつかれたのは、OS和裁に学んだから。「正直言って仕事はきつくてつらい。だけど着物は私の一生のテーマ。現在の私があるのは和裁を学んだからだと思っています。」一枚の着物を縫う。その全部が自分の責任だからプレッシャーもある。しかし自分で仕事の時間をやりくりし、いつも子供たちのそばにいてやれるのが、うれしい。「娘が結婚するときは、着物を全部自分で縫ってやりたいんです。和裁を学んだKさんの生き方には、どこか宿根草のような強い美しさがある。